2020年7月は台風が観測史上はじめて1個も発生しない月でしたが、その反動か8月は台風の当たり年で次々と発生しています。
そして、台風8号のたまごが発達して、もうすぐ発生するということです。
今後、どのような進路を取って、沖縄や日本列島へ上陸するのか気になるところです。
この記事では、気象庁、米軍、ヨーロッパ予想も踏まえて調査していきたいと思います。
【熱帯低気圧情報】
8月21日(金)21時現在、沖縄の南で熱帯低気圧が発達中です。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。
明日から沖縄に接近する見込みです。次に台風ができると「台風8号」になります。https://t.co/Ibbyj3RE6C pic.twitter.com/ZRQkja5Dh5— ウェザーニュース (@wni_jp) August 21, 2020
|
目次
気象庁予想
日本の気象庁は発表が遅いといわれていますが、熱帯低気圧が発生したって発表していますね。
こちらの情報は、令和2年8月22日6時50分に発表された情報です。
現在は熱帯低気圧で与那国島の南約150kmの地点にあって、15kmのスピードで北に移動していますね。
台風の経路については現在は発表されていません。
ただし、現在の進行方向で進むと22日、23日には沖縄に上陸しそうですね。
<22日06時の実況>
熱帯低気圧
存在地域 与那国島の南約150km
進行方向、速さ 北 15km/h(9kt)
中心気圧 1004hPa
最大風速 15m/s(30kt)
最大瞬間風速 23m/s(45kt)<23日06時の予報>
存在地域 石垣島の北北西約210km
予報円の中心 北緯 26度10分(26.2度)
中心気圧 992hPa
中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
最大瞬間風速 35m/s(65kt)
予報円の半径 110km(60NM)
気象庁 引用
|
米軍予想
情報が早い米軍予想はアメリカ・ハワイ州にある「米軍合同台風警戒センター(JTWC)」が発表しています。
ですが、いまいち見方って分からないですよね。
英語ですし・・・・。
見方としては円の色などで考えます。
黄色の丸
24時間以内の発達は考えにくい
↓
オレンジの丸
発達しても24時間以上かかる
↓
赤の丸
24時間以内に発達します
↓
赤の矢印
熱帯低気圧・台風
この順で発達していきます。
というように考えてもらったら良いです。
見てもらうと日本の南に赤い矢印になっていますね。
22日には台風8号になる予想です。
|
ヨーロッパ中期予報
スーパーコンピュータで予想するヨーロッパ中期予報ですが、ちょっと分かりにくいですが、緑色が濃いところの勢力が強いんです。
見てもらうと日本の南部に渦があって、台風に発達していることが分かります。
沖縄は22日には暴風圏内に入って、上陸し、そのまま北上し九州に上陸、韓国、中国という形の進行を予想されています。
台風8号の名前と由来
現在は熱帯低気圧ですが、台風8号になると名前が付けられます、
台風委員会の加盟国で事前に台風名を付けているのですが、今回はベトナムです。
名前は「Baviバービー」
ベトナム語で「ベトナム北部の山の名前」なんです。
なので台風の特徴などで付けられるのではなく持ち回りなんですね。
かわいい名前なんで何も影響がないといいんですがね。
|
まとめ
8月は台風当たり年です。
現在の進路予想では沖縄、九州への上陸の可能性は非常に高いと考えられます。
雨による川の増水なども考えられるので行政などに指導を受けて早めの対応って大切ですね。
|