8月末から9月にかけて台風9号、10号と大型で勢力の強い台風が上陸し、沖縄や九州は大きな影響がありました。
2020年9月22日時点で、日本の南側で台風12号が発生して北上しているとのこと。
台風12号は、中心気圧は975hPa、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、24日頃には日本列島へ上陸する予想です。
今後の台風12号の動向がどのようになるかを早めに把握して、対応を考えてみることが大切ですね。
台風情報と言えば『気象庁』の情報を見ることが多いと思いますが、『ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)』、『米軍合同台風警戒センター(JTC)』など早く手に入る情報と現在の風の動きを視覚的に把握できる『Windy』の情報も合わせて紹介していきます。
目次
気象庁進路予想
気象庁の台風予想では、台風12号は発生していますが、現在はたまご(熱帯低気圧)の状態で北上しています(令和02年09月21日10時05分 発表)。
ただし24時間以内には台風12号に発達する予定です。
2020年9月21日9時
存在地域 日本の南
進行方向、速さ 北 ゆっくり
中心気圧 1002hPa
中心付近の最大風速 15m/s(30kt)
最大瞬間風速 23m/s(45kt)2020年9月22日9時
存在地域 日本の南
進行方向、速さ 北 ゆっくり
中心気圧 998hPa
中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
最大瞬間風速 25m/s(50kt)2020年9月23日09時
存在地域 日本の南
進行方向、速さ 北 15km/h(8kt)
中心気圧 992hPa
中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
最大瞬間風速 35m/s(65kt)2020年9月24日9時
存在地域 日本の南
進行方向、速さ 北北東 15km/h(9kt)
中心気圧 998hPa
最大風速 18m/s(35kt)
最大瞬間風速 25m/s(50kt)
日本の気象庁が発表する台風情報です。
情報は3時間おきに更新されますが、日本の300km以内に接近したら1時間おきに更新されます。
日本における台風情報は、気象庁の情報をもとに提供されています。
普段から、身近に見る情報のもとですね。
かなり、日本に近づいてからなど情報が遅いので、他の予報サイトと合わせて確認して下さい。
台風情報
台風12号は、日本列島に向かって北上しています。
予報ルートでは、9月24日にかけて東海地域、関東地域へ上陸する予報です。
9月22日
9月21日
天気図
9月24日
9月23日
9月22日
9月21日
日本の南に、秋雨前線がかかっており、その下に台風12号のたまごの熱帯低気圧が発生し北上していますね。
海水温
気象庁の情報で海水温が分かります。
実は台風の発生には海水温が大きく関係してくるんです。
26.5℃以上になると台風が発生すると言われています。
9月21日
9月20日
日本列島周辺や南の海水温はピンクなので28℃~30℃ぐらいですかね。
台風がくると海水がかきまぜられて温度が下がるのですが、それでも高い温度をたもっていることを考えるといつでも台風が発生する可能性はありそうです。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)進路予想
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の台風予想では、熱帯低気圧が図の下の方にできているのがわかると思います。
現在は台風12号が発生し、北上して東海地方、関東地方に接近する予報です。
現在の情報は9月22日現在のものです。
9月21日
9月22日
9月23日
9月24日
9月25日
9月26日
9月27日
9月28日
9月29日
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)が発表する台風情報です。
10日先まで進路予想図が見れるので、台風のたまごが発生したりするのも見つけやすいです。長期的に予定をくんでいる場合などには、把握するのにめちゃくちゃ便利。
台風はうずと色の濃さで勢力を視覚的に見ることができます。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)サイト 引用
米軍合同台風警戒センター(JTC)
米軍合同台風警戒センター(JTC)の台風予想では、台風12号は発生しておりません。
ただし、日本列島の南にある「TS14W”DOLPHIN”」は、台風12号です。
北上して日本の東海地方、関東地方へ上陸する予報です。
台風12号の進路は北上し、四国、西日本に上陸するルートが予想できます。
9月22日
9月20日
アメリカハワイにある米軍合同台風警報センター(JTWC)が発表する台風情報です。
米国の政府機関の情報ですが、誰でも台風情報を見れることから、
日本時間と時差があるので9時間を引いて考えてみて下さい。
台風、熱帯低気圧(台風のたまご)の数字が、台風○号と一致しない場合があるので、確認しつつ見て下さい。
ちょっと台風進路図の見方が分からない場合は参考に
LOW/黄色い丸 24時間以内に台風に発達する可能性は低い
MEDIUM/オレンジ色丸 台風に発達する可能性が高いが24時間以上かかる
HIGH/赤色丸 24時間以内に台風に発達すると思われる
赤色矢印 台風
米軍合同台風警報センター(JTWC)サイト 引用
Windy
台風12号が日本列島の南に発生して北上しています。
大型で大きな渦をまいていますね。
Windyは、リアルタイムで風の流れや強さなどを視覚的に見ることができるツールで10日先まで見ることができます。
等圧線や台風のうずなど、あまり天気図を見慣れていない人でも分かりやすいですね。
この図と上記の台風予想を見ながら台風の動きを予想できますね。
台風12号の名前とその由来
現在、日本の南で台風12号が発生しています。
既に名前は確定しています。
台風12号の名前は香港が提案した、Dolphin(ドルフィン)と言います。
香港の現地の言葉で「白イルカ」を意味しています。
なぜ、台風の名前が既に決まっているかなんですが。
北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には、同領域に共通のアジア名として、同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。
台風時に準備しておくと便利
台風がきてからでは、準備がなかなかできないので事前にそろえておきたい商品を紹介します。
もしもの時の非常食は必要ですよね
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すき家の冷凍食品も人気
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非難セットも大切
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養生テープも売り切れ続出
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停電した時
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情報収集はラジオで
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まとめ
今年の台風は勢力も強く、雨が多いので多くの被害を出しているように感じられます。
台風12号が発生し24日頃には日本列島へ上陸します。
9月23日から天気は崩れそうなので注意して下さい。
細心の注意を払って対応が必要。
台風がきてからでは準備が間に合いません。
事前に準備して、家族で共有しておけば何かあってもあわてません。
地元の避難所なんかの情報も全て把握しておきましょう。
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