宮城県では、2020年(令和2年)5月5日に、宮城県コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
宮城県の村井嘉浩知事は、
「宮城県としては徹底した感染防止策を施設管理者に働きかけることを前提に、休業要請を一旦解除し、関係団体と今後のことを協議していきたい」
と発表しました。
宮城県における新型コロナウイルスの感染状況は6日連続新たな感染者が確認されていない。
「現在は小康状態。経済活動の再開を求める声もある」ことから、
新型コロナ特措法に基づく事業者への休業要請を業種問わず5月7日に全て解除するとのこと。
この記事では、宮城県の自粛緩和/休業要請解除と、休業対象業種、小中学校、高校の対応になどについてまとめていきます。
目次
宮城県の休業要請解除日と内容についても
宮城県の休業要請解除日は、当初の予定通り2020年5月6日です。
5月7日のゴールデンウイーク終了後は解除されて、基本的には今までどおりの生活に戻ります。
また、最大50人程度のイベントについても、大声の発声を抑制し、換気などの感染防止策を徹底する場合は開催を認めるとのこと。
宮城県では引き続き不要不急の外出の自粛要請は維持
宮城県では、全ての業種の休業要請解除を発表しました。
国の特別措置法に基づく、県をまたぐ旅行やクラスターが発生しやすいとされる接待が伴う飲食店の利用やカラオケボックスなどについては利用の自粛、不要不急な外出の自粛要請は維持するとのこと。
「できる限り自宅で行動してもらうが、全くお酒を飲みに行ってはダメということではない」
と、予防策を徹底すれば外出しても構わない、節度ある行動を求めるように話しました。
また、今後の感染者次第では、県の対応を見直す考えもあるとのこと。
小学校・中学校・高校などの対応は
宮城県内の県立高校は3密になりやすいとして、5月6日まで休校期間を5月31日までに延長します。
まとめ
宮城県は新型コロナウイルスの感染者数も減少傾向にあることから、全業種の休業要請解除という思い切った決断をされましたよね。
いまだにウイルスの全容が見えない中での難しい判断かと思いますが、このままでは経済が先にダメになってしまうというはんだんじゃないかなって思います。
これ以上、感染者が増えないことを祈っています。