オーストラリア火事で今も森林が燃え続けている中、オーストラリア東部各地では、雨や雷雨が降って、周辺の森林火災が鎮火したが、その一方で未曾有の洪水被害にさらされています。
どういうこと?って思いますが、大干ばつだった地域が、この数日間で過去最大規模の雷雨によって、洪水って踏んだり蹴ったり。
でも、考えようによっては、制御不能の森林火災を鎮火させる可能性は上がりますね。
恵みの雨の可能性はあるのか?実際に現地はどのような状況なのか調べてみました。
オーストラリア洪水の被害場所と被害状況
では、オーストラリア洪水被害が起こっているのは、オーストラリアのどのあたりの地域なのか調べてみました。
オーストラリアの東部各地で、その中でも最も人口が多く、森林火災で最も影響を受けた、ニューサウスウェールズ州。
火災の件数は100件以上あったものが、現在は75件に減少したとのこと。
ニューサウスウェールズ州の北に位置するクイーンズランド州は一晩中の暴風雨により、鉄砲水の発生や道路が閉鎖されたが、死者や負傷者は報告されていません。
両州はオーストラリア史上最長級の干ばつで17日と18日、過去10年分以上の降水量を上回る雨が腑降ったんだそうです。
あと、シドニー郊外にあるオーストラリア爬虫(はちゅう)類公園にも、濁流が流れ込んで、飼育員はコアラをだっこして非難し、公園内のワニが水位の上昇で、脱出しそうになるのを飼育員がおさえるなど対応。
「きょうは全職員が出勤して、ずぶぬれになりながら、動物たちの安全を確保し洪水から公園を守ろうと迅速に行動した」「こんな洪水は15年間見たことがない」というほどの未曾有の水害となっています。
ケアンズなど観光地への影響
クイーンズランド州にはケアンズ、世界遺産にも認定されているゴールドコーストがあります。
他には、美しい海とサンゴ礁が広がるグレートバリアリーフなどは、今回のオーストラリア火事などの影響は受けていないとのこと。
そしてオーストラリア洪水の影響ですが、現地の人からの声では、今まで体験のしたことがないほどの雷雨ということですが、ケアンズなどの観光地の被害状況については、明らかになっておりませんので、分かり次第更新していきたいと思います。
まとめ
火事が延焼した地域にとっては、恵みの雨になっているのは事実です。
雨で道路にたまった水を飲むコアラは一命を取り留めたみたいですが、背中に大きな火傷をおってて痛々しいです。
洪水によって、木が倒れるとエサや住むところがなくなってしまうのも今後の大きな問題になっていくと思われます。
ただ、大災害をもたらしている洪水ですが、制御不能の森林火災を消してくれるんじゃないか?過度の大雨は別ですが、恵みの雨として期待できますよね
雨の降っていない南部や南東部は依然として、大規模な森林火災が続いています。