菅総理になり、内閣新体制となりましたよね。
その中で、菅政権としては看板政策として「デジタル庁」を創設する方針を発表しました。
現状として、行政システムとしてデジタル化の流れが遅く、新型コロナウイルス関連の給付金支給の遅れなどもあり、デジタル化は大きな課題となりました。
その、デジタル改革相には、ITに強い平井卓也氏が就任しました。
が、実際にどんな業務をするのかぼんやりとしか分かりません。
この記事では、「デジタル庁」の
・創設はいつ
・デジタル改革相の役割
・業務内容
・ネット上での反応
などについてまとめいていきます。
デジタル庁とはいったいどんな組織なのでしょうか?
目次
デジタル庁はいつから
「デジタル庁」は2022年4月までに創設という話になっています。
しかし、平井卓也デジタル改革相は
「それより早いペースでやらなければ、総理の期待に応えられない」
と話されています。
「デジタル庁」は、行政のデジタル化に取り組む組織なので、廃止する時期を明示した時限組織です。
早めに動きだして取り組むことで、日本のデジタル化は進みますね。
来年中に設置する方向で調整しているとのこと。
ということは、令和3年度(2021年)には実現するということで、1年は前倒しされるイメージですね。
デジタル庁の業務は
自民党総裁選に立候補した際にインタビューの中で、菅義偉官房長官は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、対応の遅れが明らかになったデジタル行政が課題といわれ、今後、デジタル化を加速させていく為にも必要な庁と言われています。
特に背景としてあるのは、行政にありがちな非効率な縦割り行政です。
イメージとして、自分の仕事は自分の仕事。
人の仕事は人の仕事って感じで、ヤキモキすることありますもんね。
デジタル庁の必要性
新型コロナウイルス感染拡大の中で、現金給付に伴う行政手続きの遅れや連携不足が大きな課題として残りました。
実際に、日本では事務フローが確定されておらず、支給までに時間がかかってしまいました。
その反面韓国では、申請すれば翌日には入金されているということで、大きなデジタル化の遅れを露呈してしまいました。
日本はデジタル化が遅れており、14位で他国よりも遅れています。
この現状を打破する為にも、「デジタル庁」が必要なんです。
急速に移り変わるデジタル化の波に対応する省庁である必要がありますね。
デジタル庁の業務
「デジタル庁」は各省庁のデジタル化を推進する司令塔になります。
先ほどもあげましたが、行政は縦割り行政です。
そんな中で、各省庁や地方自治体、行政機関の間でスムーズにデータをやりとりできるようにすることで行政手続きが大幅に効率が向上します。
一番にすすめたいのはマイナンバーカードの普及ですね。
鳴り物入りではじまったが、2020年9月現在で普及率は19.4%なんです。
行政が一番やりたいのが、健康保険証や免許証など様々な規格を統合することで、データを一元化して縦割り行政をなくして、スムーズにデータのやり取りが可能となります。
カード1枚で行政手続きが済むのは便利ですが、あまり情報が分かりにくいですよね。
マイナポイントなど分かりやすいメリットがないと、なかなか普及は進みませんよね。
また、新型コロナウイルスの影響で、テレワークという働き方や大学でのモバイル授業なども今後の課題となっていますよね。
情報量の増大に耐えれる通信回線の強化なども計画としてあるでしょうね。
平井卓也デジタル改革相のプロフィールは
平井卓也デジタル担当相のプロフィール
名前:平井 卓也
読み方:ヒライ タクヤ
性別:男性
生年月日:1958年1月25日
年齢:62歳(2020年9月現在)
血液型 :O型
趣味:動画観賞
出身地:香川県高松市
平井大臣就任で注目の“デジタル田園都市”とは 「IT技術や情報が一気に広がる利点をこの20年、活かしきれなかった」 #SmartNews https://t.co/k7VmHxTeNs
— 平井卓也(ひらいたくや) (@hiratakuchan) September 21, 2020
平井卓也さんですが、名前を聞いたことあると思いますが
衆院内閣委員会の最中にタブレットでワニ動画を見ていたとして炎上していました。
デジタル相に平井卓也氏。
衆院内閣委員会の最中にタブレットでワニ動画を見ていたことが決めてだったのですかね🙄 pic.twitter.com/KsMiKpivHG— Siam Cat_036 (@SiamCat3) September 15, 2020
ちなみにそのワニの動画がありました。
という訳で、平井卓也デジタル改革担当相は2020年9月19日に「デジタル庁」の発足に向け、関係者との検討会が開催されました。
また、国民から広く意見を募る「アイデアボックス」を設置するということで、前倒ししてというだけあって行動が早いですね。
菅内閣は、平均年齢が60.38歳の“高齢者内閣”と呼ばれていて、「本当にデジタル化を進められるのか」という批判の声が上がっています。
ただし、平井卓也デジタル改革担当相は元電通マンで、党内でも随一のITの使い手です。
なので、今までのように当て職じゃなく本当に進めていってくれることを願います。
なんとyoutubeもはじめてました。
デジタル庁大臣がyoutubeが始めてる。https://t.co/N9HOn2maO0
— Jiangkou (@Jiangkou5) September 21, 2020
平井卓也デジタル担当相の学歴/経歴は?現在の派閥や政治家としての評価についても
デジタル庁に対してネット上での反応は
村井純さんがデジタル庁長官の噂とか日本でインターネットを広めたトップオブトップな方なので実現したら胸熱
— KLF (@Timeloads) September 21, 2020
デジタル庁に期待してしまう。
行政系のやつ、IEでしか対応できないとかは、マジでやめてほしいです。
winのみ対応も、もはややめてほしい。— 南国って良いよね (@hk4h2kXTPJ1Afcu) September 21, 2020
デジタル庁作るならさっさと作ったらいい。IT担当大臣がいたのに日本のIT化は世界から取り残されているんだから。このポジションにこそ民間登用で専門家を置かないと難しいんじゃないの。スマホで文字入力できますとか、ワニ見てたり匿名アカで暴言吐くような人じゃなくてさ。
— 茉橋享衛(まつはしゆきえ) (@ma2hashi) September 21, 2020
デジタル庁、本腰入れようとしてる感がすごいな
— sachin21 (@scn21) September 21, 2020
思ったよりこの内閣やりそうやな
今のところは
デジタル庁できると我々情報系の人間の需要が増えるから宜しゅう頼むわ
— あっつん@乃木垢◢⁴⁶(元勉強垢) (@Nogi_study_46) September 21, 2020
まとめ
平井卓也デジタル改革相のプロフィールと「デジタル庁」について調べてまとめてみました。
大枠はまだまだ見えていませんが、キャッシュレスの普及もそうなんですが、デジタル化という意味では日本は遅れているみたいですね。
住民サービスの効率化など直結する取り組みを期待しています。