歌手の浜崎あゆみさんとエイベックスのプロデューサー松浦勝人氏をモデルにした原作が話題の『M 愛すべき人がいて』が、この春、ドラマ化され話題になっています。
原作を、昼ドラ風のドロキュンストーリーにアレンジしての放送ということで、おもしろさも倍増!
特に、視聴者の注目を集めているのは、田中みな実さん演じる姫野礼香です。
今回は、田中みな実さん演じる姫野礼香の怪演に関する情報をまとめていきたいと思います。
目次
姫野礼香の演技に注目してみた
まず特徴的なのは、姫野礼香のルックス。
田中みな実さんが演じてますので、文句なく「美人秘書」なのですが、右目には謎の眼帯が…。
しかもその眼帯が見たことのない形状なんですね。
ルックスが相当インパクトあるんですけど、それ以上にキャラクターが強烈なんです。
田中みな実さんの姫野礼香は、1983年からTBS系列で放送された『スチュワーデス物語』の登場人物、マリコに通ずるものがあると言われています。
マリコを演じたのは、片平なぎささんでした。
マリコは片方の手が義手というキャラクターで、いつも手袋をハメています。
マリコは、登場交際していた主人公の村沢(風間杜夫さん)とのスキー旅行中に手を負傷し、義手になってしまいました。
以降、マリコは村沢につきまとい、ことあるごとにその責任問題を口にします。
姫野礼香も、右目の負傷とマサには、過去になんらかの関連がありそうですし、マサには姫野礼香の人生を背負う義務があるようですね。
純粋無垢な若いヒロインに男が惹かれるようになり、障害を負った女が激しくヒロインに嫉妬するという設定が『スチュワーデス物語』と『M 愛すべき人がいて』は、酷似しています。
そして、マリコといえば、口で手袋を外すシーンが、印象的でしたが、姫野礼香はしゃべり方のインパクトがすごいですね。
普段は甘めのハイトーンボイスが特徴の田中みな実さんですが、姫野礼香の話し声は低音で太くて、いかにも冷たそうです。
そうかと思えば、突然大きな声で、激高し叫びに近い声を出します。
この独特の口調を、田中みな実さんがひとりで導き出したものだとすれば、相当すごいです!
怖い、腹立たしいという印象より先に「おもしろい!」が入ってきます。
ドラマにぐぃっと厚みを持たせていますね。
姫野礼香の怪演の動画や写真は
いろんなシーンがダイジェストでちらちらと映り、濃い目のキャラクターも豊富なはずなんですが、田中みな実さんが出てきたら、全部持っていかれるのを感じます。
次は何をやるのか、何を言うのか…、思わず姫野礼香の登場を待ってしまいますね。
姫野礼香の怪演にネット上の反応は?
https://twitter.com/nagimurasaki1/status/1256939961732874244?s=20
https://twitter.com/akira39399475/status/1251536775316561921?s=20
M、逆にもう田中みな実出てきたら冷めるみたいなとこある
— 絶対そう (@zettai_so) May 3, 2020
辛い現実を笑い飛ばしたくてあゆのドラマ観てましたが、衝撃的な面白さでした。今現在このクオリティのドラマが放送されてる奇跡。スチュワーデス物語の片平なぎさとほぼ同義のキャラがいます。あといつの間にか高嶋政伸がなすびみたいになってた。#M愛すべき人がいて pic.twitter.com/9oaV6l7iXR
— じふぶき (@gozonjinai_223) April 18, 2020
癖の強い演技なので、嫌いだという人も一定数いるようですね。
田中みな実さんは、「モトカレマニア」「絶対正義」などでは、きめ細やかな丁寧な演技を見せ、女優として、高評価を得ているのですが、もし今回の姫野礼香が初見であれば、「調子に乗った演技をしている」ように見えてしまうのかもしれません。
本作は「ありえない!!」を楽しむドラマだと思うので、田中みな実さんの浮世離れ感は、それで正解だと私は思います。
まとめ
今回は、姫野礼香を演じている田中みな実さんの怪演に関する情報をお届けしました。
田中みな実さんは、「こんなに意地悪な役は初めて…。
新たな自分を発見できたら面白いなと思っています。」と姫野玲香を演じるにあたりコメントされています。
本作は、田中みな実さんが女優としてさらにパワーアップするきっかけとなる作品になるかもしれませんね。