2月3日は節分ですね。
節分といえば豆まきですね。
ちょっと他のイベントより地味な訳なんですが。
昔は僕が鬼になって、好戦的に攻撃するようにアトラクション的にやってました。
でも、子供が大きくなると、ほぼほぼやらなくなって、形だけ。
今ではケーキを食べるぐらいの日になってしまっています。
せっかくの文化なので、何のためにやるのかってのも知っておきたいですね。
そして、大人になるまでは恵方巻きを食べるなんてことは知らなかった気がする。
ほんとつい最近の話かな。
目次
恵方巻きでしゃべらない理由
まず恵方巻きの恵方ってなんでしょう?
調べてみると、「陰陽道(おんようどう)で、その年の干支(えと)にもとづいて、歳徳神(としとくじん)のある方向を吉の方向として定めたもの」とあります。
陰陽道がよく分からん!?
「中国古代の陰陽五行説に基づいて形成された俗信。木火土金水の五行と、日月、十干十二支の組合せに、相生相克の理をあてはめて吉凶を判断するもので、日時、方角をはじめ、人事全般に行為、運勢の良否を規定した」
分かりにくいですが、干支と曜日、日付で縁起の良い方向を決めているみたいなニュアンスですね。
テレビ情報か何情報か分かりませんが、毎年決まった方向を向いて、恵方巻きを食べている時はしゃべらないで食べるって言いますよね。
ちなみに2020年(令和2年)の恵方巻きの方角は、
いろいろ
『西南西やや右』です。
では、しゃべらずに食べる理由ですが、他にもルールがあります。
恵方巻きを食べる時は、願い事を思い浮かべながら食べると、願いが叶うとされています。
よくお参りなどでお願いをする時は黙って手を合わせるのと一緒です。あと、しゃべってしまうとせっかくの幸福が逃げてしまうという意味合いもあります。
まるごと食べるのは、人や物との縁を切らないって意味合い。
という訳で、恵方巻きを食べる時は3つのルールを守って下さい。
①恵方巻きは切らずに1本まるまる食べる
②無言でしゃべらずに願い事をしながら食べる
③恵方の方角を向いて食べる
この3つのルールを守って、喉につまらせたりしないように、無理せず食べてくださいね。
あ!ちなみに我が家ではいろいろな巻き寿司を食べたいので、カットしたものをワイワイ食べてます。
それでは福こないかなぁ~。
今年は気をつけようっと。
節分の由来
じゃあ、節分って何の為にやっているのか?実は全然知らずに「鬼は外!福は内!」って、鬼に豆を投げるイベントになってました(汗)
昔は鬼が来るって良く驚かされたものです。
節分とは文字の通り、季節を分ける。
季節の変わり目のことをさします。
立春、立夏、立秋、立冬と1年で4回の季節の変わり目がありますが、それぞれの1日前の日を言います。
冬の季節を終えて、旧暦で年変わる立春は1年の始まりとして、前日が季節の変わり目ということで節分と言えばこの時期となりました。
豆まきの由来とやり方
昔から季節の分かれ目には邪気が入りやすいと言われてて、特に立春は旧暦では新年のはじまりで、節分は今で言う大晦日にあたります。
中国では、現在の大晦日にあたる節分に、旧年の厄や災難を祓って清める為に、鬼を追い払う行事が行われていました。それが日本にも伝わって、平安時代に宮中行事として取り入れられるようになりました。
その中で豆打ちという儀式が行われており、それが豆まきの起源となっています。
それが、現在の毎年2月3日に行う豆まきとなり、季節の変わり目に生じる邪気を追い払い、一年の無病息災の願いをこめた風習になっています。
地域によっては、豆を自分の年齢(数え年)の数(自分の年齢より1つ多く)だけ食べると体の邪気を祓って、健康にいられるっていう習わしもあります。僕もそうでした~あんまりおいしくないのですかね。
良く、下に落ちた豆を食べてた気がします。
なぜ、大豆なのか?
これは、日本古来より、穀物や果実には邪気を祓う霊力があると考えられていました。
あと、鬼の目を表す魔の目(魔目=まめ)に豆を当てて魔を滅する(魔滅=まめ)などの語呂合わせなんかの由来もあるんです。
縁起の良い食べ物を紹介
節分の食べると縁起が良いといわれる食べ物がいくつかあります。
定番の恵方巻きはご存知かと思いますが、具材も、縁起の良い7種類の具材が入ります。
七福神へ商売繁盛や無病息災を願って、この七福神にあやかって7種類の具材が入っています。
定番のものが
・きゅうり
・卵焼き
・椎茸
・穴子、うなぎ
・干ぴょう
・高野豆腐
・でんぶ
です。
今はいろんな種類の具材があるので、その辺は臨機応変に。
あくまでも自分の想い次第ですからね。
他のものは簡単に紹介しますね。
先ほども紹介しましたが大豆。
これは、邪気を祓う霊力があると言われていますからね。
こんにゃくは胃や腸をキレイにするので胃のほうきとして、1年の厄を落とすという意味があります。
イワシ。
知人の家にお邪魔したときに衝撃的でしたが、焼いたイワシの頭に柊の枝を刺したものを玄関に飾ってありました。ニオイなど厄除けの効果があるそうです。
そばは、旧暦で大晦日だったので、節分でもそばを食べる風習が今でも残っています。
長寿祈願や厄除けの効果があると言われています。
これは全然、習慣としてなかったなぁ。
けんちん汁は、冬の行事の定番で、縁起物として食べられるようになったんですって。
そういえばけんちん汁自体をあまり食べた記憶がない。
クジラは大きなものを食べると縁起が良いって言われており、大きな幸運をつかむと邪気を祓う意味があります。地方によってまったく違うんですね。
まとめ
節分と一言で言っても恥ずかしながら、まったく知らないことだらけで、風習は風習として知っておくことが大切ですね。
こうやって実際に調べてみると1つ1つのことに意味があるので今年はちゃんとしてみようかな。
特に縁起の良い食べ物は恵方巻きと大豆ぐらいで、けんちん汁とかどんなんかも分からんのでチャレンジしてみよっと。
特に今年は厄年なんで気をつけねばって思います。